▲デス・バクタ・カナル監督の映画“Achaanak(アチャーナク:突然に)”のムハルタ(クランク・インのセレモニー)で映画キャメラに頭をつけてドゥグ(祈りの礼)をするスタッフ。キャメラへのドゥグは撮影中毎日、ファースト・テイクの際に必ずおこなう。敬虔なネパール映画人の体に深く染みついた所作である。(2008年8月ブラニルカンタにて)
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目次
1 はじめに
2 ネパール映画史の歴史区分
3 ネパール映画史の特徴
4 初期ネパール映画史のトピック
5 ビデオパーラーの普及とビデオ・チャルチットラの隆盛
6 映画館と観客の意識
7 映画スタジオ
8 ネパール・マサラ・ムービーの特質と課題
9 映画“Kathputali”の製作実践と観客の反応
10 近年のネパール映画の状況と課題
11 ネパール映画研究の意義
12 おわりに
13 主要参考文献
このサイトは平成22年12月,東京情報大学公開講座「アジアメディア紀行」第3回 『知られざる映画史〜ネパール映画・その歴史と現在〜』における講演レジュメをHP化して公開したものです.その後,下記の書籍の刊行を控え内容を大幅に省略しました.詳しくは本書をご購読ください.
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