Pov-Rayについて

 色を指定し物体の表面に色を付けることができます。
 また,光の三原色の割合指定することでも色を変更することができます。
 最初にインクルードファイル(#include "colors.inc")を記述します。
 (注意)色の頭文字は必ず大文字にします。


 色のなかでも表示されない色がある場合があります。
 色一覧 → Pov-Rayの色一覧(外部サイトへ)

 pigmentの中で「checker color」と入れることでチェック柄の色を指定することができます。


RGB(光の三原色)による色の指定
 光の三原色(赤(r),緑(g),青(b))の割合(数値)による色の表現方法があります。
 r,g,bの値は0から1までの数値を指定します。数値が大きいほど色の割合は強くなります。

 また,物体の透明度も変えることができます。
 これは(r,g,b)に( t )を加えこの( t )の値を変えることで透明にできます。
( t )も値は0から1までの数値で表し大きい(1に近い)ほど透明になります。


マッピング
 物体の表面に模様や形状,画像を張り付けることをマッピングといいます。
 主にテクスチャマッピングとバンプマッピングがあります。
 最初にインクルードファイル(#include "textures.inc")を記述します。

  
・テクスチャマッピング
 物体に模様を付けることをテクスチャマッピングといいます。
 石や木目,ガラスなどを張り付けることができます。
 例として木目(DMFWood4)を球(sphere)に張り付けています。

 張り付けることのできるテクスチャの例(藤澤のPoV-Rayページを表示します。)
 石(stone)     木(Wood)     金属(metal)     ガラス(glass)
 texture{pigment{模様名}}にしないと表示されないものもあります。
 バージョンによってエラーがでるものがあります。

・バンプマッピング
 物体の表面に凹凸を付けることをバンプマッピングといいます。
 深さは0から1までの数値で指定し,数値が大きいほど凹凸も大きくなります。

・イメージマッピング
 物体に用意した画像を張り付けることをイメージマッピングといいます。
 表示できる拡張子は,jpeg,gif,pngなどがあります。
 (注意)画像は作成しているPov-Rayファイル(.pov)と同じ場所に保存します。

 貼り付け方(map_type)は「map_type 1」が球体,「map_type 2」は円柱,「map_type 0」は平面になります。
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