コンピュータリテラシー目次
UNIXでのメール目次

UNIXでメールを出す

Mewの起動と終了

ohmi@rsch.tuis.ac.jp

目次

Mewの起動
Mewの終了


MewはEmacsの上で動く高機能なメールリーダである. この文書では,Mewの機能のごく一部しか触れていない. Mewについての詳細はMewのホームページの「マニュアル」を見よ.

Mewの起動

Mewを起動するには,以下の2つの方法がある.

  1. EmacsとMewを同時に起動する
    Kterm 等から次のコマンドを入力する.
    % emacs -e mew &
    
    するとEmacsが起動し,起動したEmacsの中でMewが起動する.
  2. Emacsを起動した後,Mewを起動する
    まずEmacsを起動しておく(Kterm等から % emacs &). Emacs上で以下のコマンドを入力する.
    M-x mew    (つまり ESC x mew ENTER と打つ)
    
    するとそのEmacsの中でMewが起動する.
    ※ Emacsでファイルを編集していたりする場合でも,M-x mew と打てばMewが起動する. しかし,最初のうちは混乱の元となるので,Mewを使う場合には,ファイルを編集するEmacsとは別にEmacsを起動してMewを使うことをお勧めする.

以下の図はMewが起動した様子である.

Mewは起動した直後に,自分宛に届いた新しいメールを読もうとする. ミニバッファ(下端)に "POP Password: "と聞かれているので,自分のパスワードを入力する. しばらくすると,メールの一覧がバッファに表示される.

メールの読み方についての詳細は,到着メールを読むを見よ.

目次

Mewの終了

Mewを終了するには,Mewウィンドウにキーボード入力ができる状態,つまりマウスカーソルをいれてクリックしてMewウィンドウをアクティブにしてから,

q あるいは Q を入力する(Enterを押す必要はない).

Qを押すことで,Mewは終了するが,Emacsはまだ動いている.Emacsを終了するには, 以前に学んだように C-x C-c と入力する.

q と Q の違い:
q を押した場合は,Mewのバッファが画面から見えなくなるだけで,Mew自体は残っている. バッファの切り替えでMewのバッファに切り替えることができる.
Q を押した場合は,Mewが完全に終了する.もう一度Mewを使いたい場合は,Mewの起動を行わなければならない.
UNIXでのメール目次
コンピュータリテラシー目次
ohmi@rsch.tuis.ac.jp