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マッピングを使用する

マッピング

物体の表面に模様や形状を貼り付けることをマッピングという。おもなマッピングにテクスチャマッピングとバンプマッピングがある。


(1) テクスチャマッピング

物体に模様をつけることをテクスチャマッピングという。
テクスチャマッピングにシーンファイルにはインクルードファイル(textures.inc)を記述する。

  texture{テクスチャの名前}


テクスチャを「DMFWood4」としてレンダリングした場合の例を下記に示す。また、主なテクスチャの例を下記に示す。

  object{
     sphere{<0,0,0>,1}
     texture{DMFWood4}
  }




テクスチャの例

Aluminum

Copper_Metal

Cork

DMFWood6

EMBWood1

Glass2

Orange_Glass

Rust

PinkAlabaster

Silver3

Starfield

Water


テクスチャの詳細例

木(wood) 石(stone) 金属(metal) ガラス(glass)


(2) バンプマッピング

物体の表面に凹凸を貼り付けることをバンプマッピングという。深さは0から1まで数値で指定し、数値が大きいほど凹凸も大きくなる。

  normal{模様の種類 深さ}


agateの値を「0.9」としてレンダリングした場合の例を下記に示す。

  object{
     sphere{<0,0,0>,1}
     normal{agate 0.9}
  }





(3) イメージマッピング

物体にあらかじめ用意した画像を貼り付けるのがテクスチャマッピング(image_map)という。
拡張子は、jpeg、gif、pngなどである。
貼り付け方の指定は、「map_type 1」は球状、「map_type 2」は円柱状、「map_type 0」は平面状にマッピングする。
※貼り付ける画像はファイルは、シーンファイル(.pov)と同じフォルダに保存すること。

  pigment{マッピングの命令 { 画像ファイルの形式"画像ファイル名" 貼り付け方 } }

JPG画像を使用してレンダリングした場合の例を下記に示す。

  object{
     sphere{<0,0,0>,1}
     pigment{ image_map {jpeg "sekaichizu.jpg" map_type 1} }
  }






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