4.パーデュー大学
パーデュー大学の外観."Not too learge, not too small"がキャッチフレーズの中規模・中堅の名門校. とはいえ学生数は3万人
パーデュー大学の500人が受講できる大教室.傾斜式の大スクリーンに複数のOHP画面を提示する.全席に情報コンセントが実装されている
パーデュー大学図書館の中の演習室.この部屋はOAフロアではなく,電源・情報ケーブルは壁面にモールをめぐらせて配線している
配線モールは壁のデザインのように見えて違和感がない. 大学図書館学科助教授兼主任司書 Mr.Scott B.Mandernackが懇切に案内してくれた
演習室のPCはキーボードは引き出し式,ディスプレイは埋め込み式でルーバー付
大学図書館のメディア・センター
図書館閉架書庫のなかのフィルムライブラリー
パーデュー大学のCIS(Center for Instructional Services)が所管するスタジオのひとつ.ここで授業をやりながら収録し地域や企業に同時中継される.教卓の天井には板書カメラ
卓上の液晶ディスプレイ.同時中継の場合には視聴者がこのスタジオに電話をかけてくる.その電話番号の一覧がこのディスプレイに表示され, 教師がその番号の上に指を触れると電話回線がつながり,電話とのやりとりがスタジオに拡声されるという,双方向性をもった授業が確立している
隣接するもう一つのスタジオでは授業中.学生卓にもモニターが配置されている
スタジオカメラの調整卓
スタジオに並んだプロンプター付カメラ
CISのマスターコントロール・ルーム.構内に5〜6基のパラボラアンテナを設置して全米のテレビ放送を受信し,自主番組も含めて地域に再送信している. つまり地域CATV局の役割をも担っている
CISの Engineering and Technical Services Division 主任 Mr.Earle Nay. 「仕事は忙しいか」と聞くと, 「機械はトラブルし不意の来客はあるし(筆者のこと)忙しい」と云われたが, 時間外にもかかわらず非常に親切に案内してくれた
マスターコンソールに接続された機器は,このパッチパネル式のスイッチャーで容易にスイッチングできる
CISのメンテナンスのための部屋.3管式のBARCOがごろごろ
CISの写真スタジオ
パネルを製作する工房.ニューメディアから旧メディアまで,各種の教材製作を担っている
スライドの工房ではディジタル機器の導入が進んでいる
パーデュー大学の演劇コースのための劇場
地下のビリヤード場.贅沢な−と思ったが,雪深い地方なので室内遊技場も必要なのだろう
パーデューの街はかつて蒸気機関車の一大工場があって栄えた.パーデュー大学のマスコットは機関車である
大学構内には鉄道の駅をモティーフにしたデザインがほどこされている
地下食堂も洒落た駅レストラン風である.とすれば,この大学には名門の鉄道クラブがあるに違いない−と,鉄道趣味の筆者は直感した
直感的中,"Railroad culb"のポスターを見つけた.床には線路と枕木が描かれ,それに沿って歩くと部室に案内してくれる
床に描かれた線路の絵は地下の一室の扉の前まで来ていた.残念ながら扉は開かなかった. 大学のホームページを見るとこの中には立派なHOのレイアウトがあるようだ. こちらをご覧あれ