ある時など幽王自身おどけた面をつけほうじの前で獣をまねて滑稽におどって 見せたものです。
この時ばかりは居並ぶ諸侯の貴族や宮仕えの人々、おかしいやら恥いるやら・・・ けれども幽王は真剣です。
"ホーイホイホイホホイのホイ 山の山猿水遊び、離山の山熊魚とり"
しかし、ほうじのおもてはぴくりとも動くことはなかったのです。
(あーあ ほうじ 、おまえの笑う顔が見たいなあ。)
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