その夜、ほうじは一切の着衣をとかれて幽王の寝所に冷たい体を横たえていました。
ドカドカドカドカ
駆け込んで来たのはほうじの来るのを首を長くして待ち焦がれていた幽王です。
「お〜お お前がほうじか。これは目も眩むような美しい娘じゃ。
研ぎ澄ました剣の様な身体じゃ!気も遠くなるぅ」
その夜のうち幽王の心すべてがほうじに奪われたのです。
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