POV-Rayについて ⇒ 座標変換


座標変換を使用する

座標変換

シーンファイルに座標変換命令を記述することにより、物体の平行移動、回転、拡大・縮小ができる。

平行移動

各軸方向への移動量で指定する。


  translate< x,y,z >


次の図(左)の物体を、x方向に1平行移動させると、次の図(右)のようになる。


  object{
     cone{<0,0,0>,1,<0,1,0>,0}
     pigment{color Orange}
     translate<1,0,0>
  }



回転

x, y, zの各軸まわりの度数で指定する。


  rotate< x,y,z >


次の図(左)の物体を、z軸に45度回転させると、次の図(右)のようになる。


  object{
     cone{<0,0,0>,1,<0,1,0>,0}
     pigment{color Orange}
     rotate<0,0,45>
  }



拡大と縮小

x, y, zの各軸方向へ倍率で指定する。


  scale< x,y,z >


次の図(左)の物体を、均等に0.5倍(50%)の大きさに縮小させると、次の図(右)のようになる。


  object{
     cone{<0,0,0>,1,<0,1,0>,0}
     pigment{color Orange}
     scale<0.5,0.5,0.5>
  }





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