POV-Rayについて ⇒ 色


色を使用する

色を指定して物体の表面に色を付ける場合は、シーンファイルにはインクルードファイル(colors.inc)を記述する。


  pigment{color 色の名前}



色の例としては、Red, Green, Blue, Cyan, Magenta, Yellow, White, Black, Clear, Aquamarine, Brown, Gold,
Orange, Pink, Silver, SkyBlue, Violet などがある。
シーンファイルのobjectの部分を書き換えてレンダリングを行うと次のようになる。


  object{
     sphere{<0,0,0>,1}
     pigment{checker color Cyan, color White}
  }




また、光の三原色(赤、緑、青)の割合と透明度による色の表現方法もある。
r, g, b, tの値は0から1までの数値を指定する。r, g, bは数値が大きいほどその色の割合は強くなり、
tは数値が大きいほど透明になる。透明度は省略可能である。
シーンファイルにはインクルードファイル(colors.inc)を記述する。


  pigment{rgbt }


シーンファイルのobject部分を書き換えてレンダリングを行なうと次のようになる。


  object{
     box{<0,0,0>,<1,1,1>}
     pigment{rgbt <1.0, 0.65, 0, 0.8>}
  }





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