光源の位置や物体の表面が向く方向などから、物体の表面の明るさを表現することを陰影付け(シューティング)という。
陰影は拡散反射光、鏡面反射光および環境光を合計することにより決定される。
拡散反射光は物体の表面でどの方向にも均等に反射する光である。
反射割合は0から1までの数値で指定し、数値が大きいほど反射する光が強くなる。
finish{diffuse 反射割合} |
鏡面反射光は物体の表面が滑らかな部分で反射する光。鏡面反射では物体の一部にハイライトが生じる。
ハイライトの強度は0から1までの数値で指定し、数値が大きいほどハイライトが強くなる。
finish{phong ハイライトの強度} |
環境光は物体により相互反射した光である。環境光の強度は0から1までの数値で指定し、数値が大きいほど光が強くなる。
finish{ambient 環境光の強度} |
シーンファイルのobject部分を書き換えてレンダリングを行なうと次のようになる。
object{ |