POV-Rayは、シーンファイルとよばれるプログラムを記述することによってモデリングを行なう。 シーンファイルとそのレンダリング結果を示す。
#include "colors.inc" |
シーンファイルは次の4つの部分から構成されている。
インクルードファイルはあらかじめ用意されている素材集である。この素材集を利用して図形や色などの描写を行なう。
なお、次の2つは色の素材と基本形状の素材であり、必要な場合が多いので常に記述しておくとよい。
#include "colors.inc" |
#include "shapes.inc" |
カメラを置く位置(location),カメラを向ける方向(look_at),カメラの視野(angle)を設定する。
また、それぞれの数値は座標
camera{ |
光源の位置と色を設定する。
light_source{<-3,5,-5> color White} |
図形や背景を設定する。
object{ |
カメラ、光源、物体の位置関係は、次のようになる。