東京情報大学の映像教育施設・設備の紹介



 総合情報センター棟1階
  テレビスタジオ(第3スタジオ)

スタジオ番組製作実習用のスタジオです. 調整室を含めて約90u. 授業やイベント・課外活動にフル回転しています. 学内CATV放送やインターネットストリーミング配信も行えます. スタジオのカメラは,200メートル離れた体育館までケーブルを延長することができ,毎年の入学・卒業式をここからネット中継しています.


高大連携による自主制作TV番組「情報大ステーション」もこの第3スタジオで収録され,千葉TVで放映されていました. スタジオは中学・高校生や地域住民にも活用されています. 写真はスタジオカメラを操作している映像ゼミ生. スタジオのカメラはテレビ局仕様のIKEGAMI社HDK79D×4台.ペデスタルはSHOTOKUとVINTEN社製. プロンプター,インカム・タリー,ドリーなどの装置も完備しています.

■第3スタジオでの作例(動画像MEPG1 60秒)

第3スタジオはORAD社製のバーチャルスタジオ機能を併設しています. 得意のCG画像と合成するとスタジオ空間が無限に拡がり,カメラワークにもリアルに追随します. 写真のバーチャルセットは「情報大ステーション」2004-2005で使用されたもの.背景のCGをチェンジすることでスタジオセットが一瞬で切り替わります.

■バーチャルスタジオの作例(動画像MEPG1 60秒)


撮影用クレーンはSHOTOKU TK-53を使用しています. カメラの高さや角度を自在かつなめらかに変化させることで、スタジオ収録・ドラマ・PV撮影などに劇的な効果をもたらします.


ロケ取材用カメラとして、SONYの最新式AVCHDセミプロ用ビデオカメラAX-2000×13台をはじめ、ハイビジョンカメラZ1J×6台,HC-1×6台,IKEGAMIのENGカメラHL-DV7W×2台を保有しています. ドリー(レールの上を移動する撮影用台車)やクレーンも駆使してオンエアにたえるクオリティの高い映像を創り出します. 写真は千葉テレビで放映した「輝け明日のスター☆スターオーディション2005」を取材中の伊藤ゼミの学生です.


 本館棟1階視聴覚教室
  第1スタジオ

約220uのスタジオ兼用の教室です.天井スタジオ照明やホリゾントカーテンが設置されています. このスタジオは,セットを建ててドラマを撮影したり,スモークマシンで霧を作ってプロモーションビデオの製作に使用したりしています. ビデオカメラの撮影練習もこの教室でスタートします.

■第1スタジオの作例(動画像あり)


  視聴覚教室の状態

第1スタジオは,ふだんは一般的な視聴覚教室としても使用できます. 大学のイベントでは懇親会場や鉄道模型の展示場など,多目的に使用されています.


 4号館1階映像演習室
  映像編集室

4号館1階5122映像編集室には.最新のグラスバレー社製ハイビジョン・ノンリニア編集システムである「EDIUS6」×13台を備えています.高品質な動画作品をサクサクと編集,オリジナルDVDやBDを仕上げます.

 学生演習用のカメラ
  最新式AVCHDハイビジョンカメラ38台ほか

授業用のビデオカメラとしては SONYの最新式AVCHDカメラHDR-CX700×25台、AX2000×13台をはじめ、DVカメラPanasonicVX-100×3台,SONY VX-2000×3台,SONY TRV-900×2台, SONY TRV-33×36台などを授業で使用しています.


4号館1階映像演習室
  準備室

カメラバッグ・三脚・録音機材・照明機材・ケーブル類など,映像制作を支えるための豊富な用具・用品が整然と並んでいます.整理整頓は優れた創作活動の基本です.


 本館棟1階映像演習室
  第2スタジオ

約54uの演習用スタジオ.アニメーション撮影装置などが完備しています. 第3スタジオが完成するまでは,ここでスタジオ番組製作演習の授業が行なわれていました. 現在はスチル写真の授業に使われるほか,立体アニメや特撮などのセットを組んで使用しています. 時代劇演習「雪の介無頼伝」のための衣装や美術も,この第2スタジオに用意されています.

■映像演習室と第2スタジオを使用した授業(写真原論)の動画像 (MEPG1 80秒)


 総合情報センター1階
  映像ゼミ室

機材室を含めて約66uの学生ゼミ室です. グラスバレー社製ハイビジョン・ノンリニア編集システム3台を備えています. 作品の追い込みになるとこの部屋で徹夜する学生も多数あらわれます.


 総合情報センター1階
  メディア調整室

これは懐かしの参考写真です. 現在のディジタル収録システムが導入される以前には,このように立派なベータカムSPの編集コンソールがメディア調整室に鎮座していました. このシステムで『東京情報大学ビデオライブラリーシリーズ(全52巻)』が収録されたほか,黒澤清監督の映画『ニンゲン合格』や,青山真治監督の映画『Helpless』に登場するテレビ局のシーンも,ここで撮影されました. そのような思い出の深い設備ですが,時代はディジタルへと移行し,このコンソールも2001年に撤去されました.