パスワードはメモに残しても,他人に教えてもいけない. そして定期的に変更すること. こうしたパスワードの自己管理ができない人は,コンピュータネットワークを利用してはいけない.
abcdefg
,aBcDeFg
やAbCdEfG
は違う文字列である.
悪いパスワード・自分の名前 ・両親の名前 ・ペットの名前 ・親しい友人や同僚の名前 ・好きなキャラクタの名前 ・先生の名前 ・よくある人名 ・使用しているOSの名前 ・コンピュータのホスト名 ・自分の電話番号 ・車のナンバー ・健康保険証の番号の一部 ・だれかの誕生日 ・用意に入手できる自分に関する情報 ・ユーザ名の形式を変えたもの(全部大文字とか2回重ねなど) ・英語の辞書にある言葉 ・日本語の辞書にある言葉 ・外国語の辞書にある言葉 ・地名 ・固有名詞 ・全部同じ文字(例:aaaaaaaa) ・キーボードの並びをそのまま使ったもの(例:qwerty) ・以上のパスワードの綴りを逆にしたもの ・以上のパスワードの前後に数字を1つ付けたもの良いパスワード
「UNIXセキュリティ(PRACTICAL UNIX SECURITY, O'Reilly & Associates,Inc)」より一部修正して引用
- 大文字と小文字の両方を含んでいる
- 文字のほかに数字を含んでいる
- 覚えやすく、書き留めておく必要がない
- 長さが7,8文字
- だれかに覗かれても覚えられないように、すばやくタイプできる
- 2つの短い語を選び、それらを記号や数字を使って結合する。例:robot4my eye-con
- 自分だけの略語を作る。例:Notfsw(None Of This Fancy Stuff Works) AUPEGC(All UNIX Programmers eat green Cheese)
言うまでもなく、robot4my eye-con Notfsw AUPEGCはここに載せてしまったから、もう「悪い」パスワードである)
パスワードを変更するには、まず、Webブラウザ(Intenet Explorer, Netscape Navigatorなど)で以下のURL(アドレス)にアクセスする。
ページを開く場合に、警告が出る場合は、[OK]や[はい]のボタンを押す。 パスワード変更画面が出たら、ユーザ名、現在のパスワード、 新しいパスワード、同じく新しいパスワードを打ち、パスワード変更の ボタンを押せば良い。
Windows端末システムとLinux端末システムはそれぞれOS固有のパスワード管理システムのもとで稼動しており, 本来ならばこれらの端末にログインするために独立した2つのパスワードを使う必要がある. この場合,システムの利用者はログインする端末システムに応じて2つのパスワードを使い分け, しかもセキュリティ維持のためにこれらを定期的に更新するという煩雑なパスワード管理を行わねばならない.そこで情報教育システムではシステムの利用者の便宜を向上させるために,WindowsとLinuxのこれら端末システムのパスワード管理を統合して一元化する高次システムを導入することによって, どちらかの端末システムの新パスワードが両方の端末システム共通のパスワードとして反映される仕組みを用意した. こうして,Windows端末でパスワード変更したとしても, Linux端末から変更した新パスワードでログインすることが可能になる.
ただし,新パスワードがシステム全体に反映されるのは,パスワード変更の操作を行った翌日となる. パスワード変更した翌日以降に新パスワードでシステムにログインできることを必ず確認すること.