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衛星画像データ解析システムにおける

ストリームコンピューティング導入の研究

情報システム学科s08078st 

塚本  勢児

2011年55日現在 

<タイトル>

 

衛星画像データ解析システムにおけるストリームコンピューティング導入の研究

 

<概要>

 

  大容量の衛星画像データを大量に管理する衛星画像データ解析システムにおいて、ストリームコンピューティングの要素を加える研究。

システム全体のシームレス化、また、ストリームコンピューティングならではのリアルタイムに

画像を解析することによってユーザへの利便性、ストレージ資源の削減によるコストパフォー

マンス性能を追求することが出来る機能を構築する。

 

<目的>

 衛星画像を利用する研究者が、一定期間のタイムラグを待つこと無く、様々な処理、分析結果をリアルタイムに利用することが出来るシステムを構築する。

 また、大容量かつ大量の衛星画像を最小限に抑えた処理状態と分析結果を管理、閲覧する機能、震災から復興する街の様子を震災直後からの変化を閲覧できるシステムを提供する。

 

<研究方法>

(1)既存の衛星画像データ解析システムを理解し、Phase3.0に向けた調整を行なう。

(2)シームレスに処理を行なうためのストリーミング衛星画像解析用のアルゴリズム

の研究開発。

(3)専用のGUIや、XMLなどの新要素を盛り込み、利便性の向上をはかる。

(4)実際に稼働するために、専用のネットワークインフラストラクチャを設計する。

(5)総合的にチェックを行ない、レビュー、ユーザに提供する。

 

<応用分野・効果>

  ・ストリーミングコンピューティングの技術は、大量に溢れるデータが流れている場所であれ

ば、様々な分野で応用が可能である。

 例えばデータを用いた新たなビジネスの創造、顧客分析、マーケティング活用、ライフログへの応用と様々な可能性を持っている。