<タイトル>
衛星画像コンポジット処理の高速化に関する研究
<概要>
衛星画像のコンポジット処理をGPUを使用して高速化する。高速化することでコンポジットの範囲や内部で使用するしきい値を利用者の要求に応じて変更できるようにし、研究に利用しやすい衛星画像を動的に作成・提供する機能を構築する
<目的>
コンポジット済み衛星画像を利用する研究者が、手元のコンピュータのリソースを使用する事無くコンポジット処理済み画像を利用できるようなシステムを構築する。コンポジットする期間やコンポジットアルゴリズム中で使用するしきい値等を利用者の要求に応じて変更可能にし動的なコンポジット処理を行い処理済み衛星画像を提供する。
<研究方法>
(1) 既存のコンポジット処理を利用したシステムを構築する(Phase1.1の1機能として提供・チェックを行う)。
(2) GPGPUを利用したコンポジットプログラムを開発する。
(3) (2)を(1)で構築したシステムのコンポジット処理と入れ替えて一連のシステムとし、チェックを行う。
(4) Phase1.3の1機能として組み込み、提供・チェックを行う。
<応用分野>
GPGPUを利用した処理の高速化はコンポジット処理以外にも適用可能であり、処理量が多くなりがちな衛星画像のさまざまな処理の高速化に有効であると考える。
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