<はじめに>
Web上で情報処理技術者試験などの模擬試験を行う場合、現状のシステムでは試験を受けた後のフォローが不十分である。(例えば、iStadyにおいては、問題解説を見るために別料金が必要。)
これでは、利用者の学習が不自由になり、回答の見直しという重要な項目が欠落してしまう。新しいシステムを構築することで、eラーニングにおける数々の問題点を改善するよう研究を行う。
<目的>
- 利用者の学びやすさを追及したシステムを作成する。
学びやすさの実現方法としては、「見直しをやりやすくする」、模擬試験を受けた後の「学習計画立案をサポートする」に注目していく。
これによって他者の学習方法や学習計画を数多く知っていき、学習意欲を高めるには何が必要なのか研究する。学んだ事柄を今後の学習に生かす。
- 学んだ知識を他者の学習に役立てる。
基本情報処理に合格するために自分が工夫した点などをシステムで実現する。
今回の研究で「自分の持っている知識をシステムで他者に伝える」ことを実現し、
将来SEとしてシステム開発をする時の経験とする。
<具体的な方法>
WebサーバソフトウェアとしてApacheを使用し、データベースはMySQLで記述する。
改善案の方法は、既存のeラーニングシステム研究者の論文などを調べ、独自の観点から実現できるものを見つける。
<応用分野>
基本情報処理の問題だけではなく、TOEICなどの試験にも応用できるシステムを目指す。
<目標>
「模擬試験を受けた人の学習意欲を高めるシステム」 |