<背景>
このシステムを作ろうと思ったきっかけは、私が派遣のアルバイトをしていた時のことである。
派遣の勤務形態は仕事に出る度に、今日一日の仕事の状況を派遣先に報告するものであった。だが手際が悪く、勤怠のサインをもらうのに時間が一時間かかるのなど当たり前のようであった。
そのような状況を打破するために、スタッフ一人一人が自分で勤務形態を管理できるシステムをつくれないかと思った。そこでこの勤務形態管理システムを考えてみた。
<概要>
ただ単にスタッフ一人一人の勤務形態を管理するだけのシステムではおもしろくない。
まずは、スタッフ一人の基本情報(スタッフコード・派遣会社名・勤務時間・残業時間・勤務地・休憩時間・遅刻の有無・作業態度の善し悪し)を仕事終わりに入力する。スタッフ一人が個人のパスワードを持っていて、他のスタッフのデータを勝ってに更新できないようする。
そして月に一度、その集まったデータを元にスタッフの能力が全体でどれくらいなのか。仕事にどのくらい貢献したのか。この仕事に必要な人材なのか。等、統計的に色々なデータを見ることができるようにする。
<応用>
システムを作るときに様々な言語を使うのは当たり前のことである。だが、今回のテーマに挙がったシステムを、JSPやPHPとかで作っただけではおもしろくない。
そこで私はどのプラットフォームにも属さない.NETを使ってこのシステムを作ってみたいと思う。今回の研究のポイントはここである。.NETの可能性や性能、他の言語との関係や違いなど、システムを作りあげていくに連れて、様々なことがわかる。
その中で自分自身が考え、問題点を見つけて改善していく。その様な勉強をしながら、システムを.NETで作り上げることが目的である。 |