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Telnetによるリモートログイン

mizutani@rsch.tuis.ac.jp
コンピュータネットワークで要ともいえる利用として,手元で使っているマシン(ローカルマシン)から離れた遠隔マシン(リモートマシン)にログインするためのTelnetがある.

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Telnet
UNIXマシンからのTelnet
WindowマシンからのTelnet
Telnetでの注意
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Telnet

Telnetはインターネットに接続されているコンピュータ間で,ローカルマシンからネットワーク経由で遠隔地にあるマシンへリモートログインするためのプログラムでる. Telnetはネットワーク環境におけるコンピュータ利用としてはFTPと並んでもっとも有用な利用法の1つである.

『TELNET』プロトコルに従って実装されているTelnetプログラムは,IP接続されているWindows95やMacintoshなど非UNIXコンピュータからでもUNIXマシンにリモートログインすることを可能にするの.

ひとたびリモートログインして相手先コンピュータに接続してしまえば,手元にあるローカルコンピュータのキーボードはリモートコンピュータにつながっているのと同じことになる. つまり接続先のリモートマシンが提供しているサービスをそのままローカルマシンで受けることができる.

ただし, リモートマシンにTelnetで接続した場合,ローカルマシンはリモートマシンの文字端末となり,したがってリモートマシンにおいてはX Windows Systemなどの上のGUIアプリケーションによって提供されるサービスをローカルマシンでは受けることができない.

たとえば,Netscape NavigatorなどのグラフィカルなWebブラウザをTelnet経由だけで利用することはできない. つまり,Telnet経由での利用ではマウスを使うことは不可能となり,X Window System環境下ではマウスによってウィンドウメニューを利用できるMuleエディタも,キーボードだけを使ったエディタコマンドを使わねばならない.

Telnetによって遠隔UNIXマシンにログインするというネットワーク利用を享受しようとする者は,少なくとも次の作業が行えるためのUNIXの知識と技能を持っているべきである.

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UNIXマシンからのTelnet

UNIXマシンから別のマシンへTelnetする場合として などの場合がある.

UNIXからTelnetを使ってリモートコンピュータにログインするには次のようにする. リモートマシン名の代わりにそのIPアドレスであっても構わない.


% telnet リモートマシン名

本学の場合,リモートマシン名として,以下のUNIXワークステーションの『マシン名』(efs, w2001, ...w2072, w3001,...w3070 + @edu.tuis.ac.jp)を使う(いずれも @edu.tuis.ac.jpを必ずつけること).
efs.edu.tuis.ac.jp
w2001.edu.tuis.ac.jp
...
w2072.edu.tuis.ac.jp
w3001.edu.tuis.ac.jp
...
w3070.edu.tuis.ac.jp

無事にリモートマシンへの接続に成功すれば通常のログインの手続きにしたがって,login名と正しいパスワードを入力してリモートマシンの認証を受ける.

リモートマシンとのTelnet接続を終了する場合には,


% logout

のように,必ずlogoutを入力してTelnetセッションを終了する.

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WindowマシンからのTelnet

  1. WindowsマシンからUNIXマシンへTelnetするためには, をクリックして,Telnetプログラムを起動する. すると,左図のようなウィンドウが現れる

  2. 『接続』でマウスをクリックして『リモートシステム(R)..』を選択する.

  3. 接続先のUNIXマシン名を入力する. この例では,efs.edu.tuis.ac.jpである(efsだけでなく全ての名前を入力すること). 正しく入力し終わったら,『接続』ボタンを押す.

  4. 接続に成功すると,リモート先マシンのOSの情報が表示された後に

    
    login: 
    
    

    に自分のログイン名(ここではb97890)を入力し(Enterして),引き続き

    
    b97890's Password: 
    
    

    に正しいパスワードを入力する.

  5. ログインに成功した後は,キーボードから通常のUNIXのコマンドを入力する. 下の例では

    
    % cd public_html
    
    

    を入力している.

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Telnetでの注意

先のTelnetについての説明で指摘したように,Telnetはローカルマシンを遠隔マシンの文字端末とすることができる. この事実は次のことを意味する.

このことから,Telnetウィンドウでは

 telnet:% netscape &
などのように,グラフィックウィンドウを開くコマンドは利用できない. また,X Window System環境下では推奨してきたように,Webブラウザやエディタコマンドの後に『&』をつけてきたが,Telnetでは原則として『&』はつけてはならない
 telnet:% mule myreport.tex &

つまり,Telnet経由でエディタを利用する場合には,キーボードからのコマンドだけで編集操作を行わねばならないのである.

Telnetではマウスが利用できないという欠点があると考えるのは「誤り」で,むしろどんなに遠隔地にあるマシンに対してもログインすることを可能にする利点があると考えるべきである.

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