GNUPLOTは優れたグラフ作成ツールで、UNIXを始めさまざまなOS上で供給されている GNUPLOTはGNUとついているが,Free Software Foundationが配布しているGNUソフトウエアではないが,無料で利用できる.
% gnuplot
として、GNUPLOTの"世界"に入ってコマンド等を入力するか,または
として、ファイルに用意したコマンド等をスクリプトファイルに書出してGNUPLOTに渡す方法がある. たとえば,次のグラフを出力するには次のようにする.% gnuplot ファイル
gnuplot> plot [0:2*pi] sin(x)
するとグラフが描画されたウィンドウが開く(これを閉じるには,右上の``ポチ''の部分をクリックする.右上の□の左隣).
ちなみにpiは3.14159265(円周率)である.
GNUPLOTの世界から抜け出るには
gnuplot> exit または quit
# sin (x) のグラフ set terminal x11 plot [0:2*pi] sin(x) pause -1 # 改行キーが押されるまで待つ
これをGNUPLOTに渡すとグラフが描画されたウィンドウが開く.
% gnuplot sin.plt
set terminalとはグラフの出力形態を規定し,x11とはX Windows Systemのウィンドウ画面を指定している. pause -1があるので,(gnuplotを起動したウィンドウで)改行キーが押されるとウィンドウは閉じる.
ちなみに,記号『#』があるとその行の残りが無視されるので,コメント記号として使われる. スクリプトにはできる限り,情報をコメントに残すこと.
演習
# sin (x) のLaTeX形式の出力 #set terminal x11 set terminal latex set output "sin.tex" plot [0:2*pi] sin(x) #pause -1
出力形態がlatexとなっている. このとき,set outputで出力先のファイルを2重引用符『"』で囲んでいることに注意する. これを
% gnuplot sin.plt
とGNUPLOTに渡すとファイルsin.texが出力される(lsで確認せよ).
\input{sin.tex}
と書いて,LaTeX本文中にファイルsin.texを読み込む. 実際に,LaTeX文書にこのsin曲線のグラフを貼り付けて,出力せよ.
\begin{figure}[htb]
%\begin{center}
\input{sin.tex}
%\end{center}
\caption{0から$\pi$までのサイン曲線のグラフ}
\label{fg:sin}
\end{figure}
LaTeXコメント『%』をはずして,\begin{center}と\end{center}で挟まれる center環境の効果を確かめよ. \caption{...}には,図の説明を書く.
....
図\ref{fg:sin}で示されているように,サイン曲線は周期的で
.....
とラベル名を\ref{...}に書いて図の番号を引用できる. そのためには,最低2回のコンパイルが必要である.
ただし,図の番号を文中で引用するような適当な文を作成し,\label{...}と\ref{...}を使った相互参照が使われているLaTeX文書であることが絶対条件(それ以外は無効).
注意: タイトルに"GNUPLOT(I)",著者名に"学生番号と氏名"として,日付を入れてあるものだけを受理する.