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Muleの文字コード指定

Muleではバッファごとに文字コードの取り扱いを変えることができる。 変更できる文字コードには、次の4つがある:
◇ファイル文字コード
バッファの内容をファイルに書き込むときの文字コード
◇キーボード文字コード
Muleにキーボードから入力されるコードで、端末が送り出す文字コードとキーボード文字コードを一致させておかねばならない
◇ディスプレイ文字コード
Muleから端末表示用に送り出される文字コードで、端末の表示に用いられるコードとディスプレイコードを一致させておかねばならない
◇プロセス文字コード
外部プロセスと通信するときに用いられるコード

編集中のバッファの文字コード・改行コードの判定

今、使っている編集バッファではどんな文字コードや改行コードを使っているかはMuleウィンドウ下部にある黒ライン行であるモード行に表示されている。 たとえば,下のようなモード行の場合、左から『[あ]E_』の部分の赤い色部分『E_』が文字コードを表している:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
[あ]E_:--**-Mule: *scratch*      Wed May 24 4:33pm 5.08   (Lisp Interaction)--L2
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

上の例では、EUC日本語コードが使われ、行末の改行は未定(既定)であることを示す。

文字コードを表す代表的な記号は次のようである:

バッファで使われている漢字コード
記号意味
E日本語EUC
JJIS漢字
SShift JIS漢字

行末の改行の取り扱いは次のように示される:

バッファで使われている行末処理
記号意味
.LF(Unix)
:CR-LF(MS-DOS)
'CR(Macintosh)
_既定

文字コード(改行コード)の切り替え

現在編集中のバッファ内の文字コード・改行コードを変更するには、キーボードから

C-x C-k f
を(あるいは Esc + x set-file-coding-system)を入力して、次のように現れるミニバッファ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
File-coding-system: ここにコード設定を入力
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

に次のような変更するコード設定を入力する(改行コードの現在の設定のまま):

*euc-japan*
日本語EUCコードへ変更する
*junet*
JISコードへ変更する
*sjis*
Shift JISコードへ変更する

文字コードに加えて、行末改行コードの取り扱いも同時に変更することができ、文字コード*xxxx*の後に次のようにUNIX, MS-DOS, Macintoshに応じて unix, dos, mac をつけてコード設定とする:

OS種別EUCJISShift JIS
UNIX*euc-japan*unix*junet*unix*sjis*unix
MS-DOS*euc-japan*dos*junet*dos*sjis*dos
Macintosh*euc-japan*mac*junet*mac*sjis*mac

これらの操作によってコードが設定されるが、実際にファイルに反映されるのは、バッファの内容を書き換えてファイルに保存したときである。

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