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エディタの基本概念

ソフトウエアとしてエディタが処理対象とするものは,文字の集まりとしてのテキストファイルである. エディタの目的とするテキストファイルの作成・編集に関する基本概念を説明する.

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テキストファイル

エディタとはテキストファイルを作成・編集するソフトウエアである. テキストファイル(または単にテキスト: text file)とは,通常の文字の集まり(テキスト)からなるデータ集合であり,機械語からなるバイナリファイル(binary file)とは区別される.

実際問題としてテキストファイルとは,cat, more または lessなどのUNIXコマンドによってファイル内容が表示されるファイルであるといえる.

コンピュータでは莫大な情報をディレクトリ(フォルダ)で管理する(ファイルの組織的管理と基本操作)が,これらのファイルにどのような名前を付けるかは大切で,特にテキストファイルの名前の付け方には知らなければならない約束事があり(ファイル管理の実際),無節操なファイル名の付け方はファイル管理に混乱を招くだけである.

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エディタの基本機能

エディタを使う場合には(どんなコンピュータを使おうとも),まずソフトウエアとしての を知った上で,以下の操作方法を習得する必要がある.

ファイルを開く(Open) 新規にファイルを開く
指定した既存のファイルを開く
ファイル内容を保存(Save) 現在のファイル名で保存する
別に指定したファイル名で保存する(Save As)
ファイルのオープンと保存

他にもエディタの重要な機能として,指定したテキスト範囲を削除(Cut)したり,別の場所に複写(Copy)したり,指定した文字列を検索(Search)したり,別の文字列で置き換え(Replace)たりすることなどがある. また,複数のファイルを開いておき,それぞれのファイルから必要な領域を複写してきて,新たに作成しているファイルに貼り付ける『コピー・ペースト』などの技法もエディタ操作では欠かすことができない.

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ファイルのオープンと保存

エディタに備わっている多くの機能とその操作を知ることは効率よくテキストを作成するために必要なことであるが,しかしながら,まず上に紹介したファイルを『開く・保存する』ことの意味を熟知することが大切である.

用語の正確な意味は次の通りである.

新規ファイル ディスク上にまだ存在していないファイル
既存ファイル 既にディスク上に保存されているファイル
ファイルを開く ファイル編集のためのバッファを用意すること.既存ファイルを開くとはそのファイル内容をバッファに読み込むこと.
ファイルの保存 バッファ内容を(ファイル名をつけて)ディスクに書き込むこと

左図のように,既存ファイルを開く場合にはエディタ内にバッファ(メモリ)領域が確保され,そこにファイル内容が読み込まれる.

作成している新規ファイルは実はバッファ内で編集され,保存操作によってファイルとしてディスクに書き込まれる.

したがって,ファイルを新規に作成する際には2つの方法が考えられる.

  1. まったく新しいファイルを空白のページに字を埋めるように文字入力していく方法

  2. 作成したいファイル内容を持つ既存ファイルを開き,これをバッファ内で作成したいファイル内容として加工・編集して,このバッファ内容を指定したファイル名で保存する方法.
後者は,相当するファイルが存在する場合には,資源の再利用によって効率よく作業できるコンピュータならではの方法である.

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