LaTeXでは参考文献リストを作成し,その参考文献番号を文中で利用することができる. 参考文献番号を文書中で引用するために,まずthebibliography環境を使って文書内で引用する参考文献のリストを文献参照ラベルとして\bibitem[..]{...}を使って作成しておく. 文献を参照するときには\cite{..}を使ってその参考名(文献番号)を指定する.
\begin{thebibliography}{n}
\bibitem[opt1]{key1} 文献情報
\bibitem[opt2]{key2} 文献情報
............
............
\end{thebibliography}
パラメータn,keyおよびoptは次のように指定する.
具体的な参考文献リストの書き方とその引用の仕方の例は次のようにある.
現代のさるかに合戦'研究がその父をもつとすれば,それは浦島田太郎(1905--1989) である.
1960年代までの氏の研究に先立つ`合戦'の研究は,いわば民話に基づいた民俗学的 研究に集中していた.
この枠組みを越えて`合戦'研究に新たな地平を我々に提示したのは革命的な氏の 研究方法であった.
その姿は今日では氏の集大成というべき研究書\cite{urashimada}に求めることができる.
多くの人々の努力にもかかわらず未解決の大問題の1つは,さるかに合戦の勃発に 関する問題であった.
浦島田太郎に学んだ花咲爺が\cite[p.53-55]{hanasaka} で感慨をこめて述懐しているように,合戦勃発の端緒を見いだそうとするすべての試み の失敗の果てに浦島田太郎の考察は歴史展開のダイナミズムの分析に向かったのであった.
.......
さるかに合戦の歴史的方法の現代的位置づけは\cite{asigara}に総括されている.
\begin{thebibliography}{99}
\bibitem{urashimada} 浦島田太郎,『さるかに合戦研究序説』,猿蟹大学出版会,1985年.
\bibitem{asigara} Kintaro Asigara, ``The Battle of Saru-Kani and historical methods'', {\it Histrical Review}, {\bf 31},pp125-209(1989).
\bibitem[花坂]{hanasaka} 花咲爺,『さるかに合戦の考古学』,石海書店,1972年.
\end{thebibliography}
この結果,最終的には次のような文書の出力を得る.
参考文献リストの参照名を文書中に取り込むには,auxファイルに書き出された参考文献に関する情報を読み込まねばならないたに,やはり文書ファイルを最低2回コンパイルしなければならない.
\cite[remark]{key}