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World Wide Webサービス

mizutani@rsch.tuis.ac.jp
参考書『インターネット時代のコンピュータリテラシー』(水谷正大,共立出版)

WWW(World Wide Web)とは、その情報の在処とアクセスプロトコルの両者を特定するURL(Uniform Resource Locator)を使って、利用者が手軽にインターネット上の様々な情報資源を参照できるためのWebサーバーとWebクライアントからなるインターネット上のサービスである。 WWWにおいては、インターネット上の情報をHTML(Hyper Text Markup Language)形式で書かれた文書ファイルによって互いに関連付けることができる。 WWWの発展はインターネット情報の利用者自身による参照の網(Web)を使った新たな形の『知識のあり方』を提示している。

WWWで提供されている情報は多岐に渡り、自分の趣味・研究や自己紹介、とっておきの情報など何でもある。 利用者が探し当てたインターネット上の情報を互いに共有しあうのがWWWの世界であった。 しかし、プライバシー保護・肖像権などの基本的人権や著作権・特許権などの知的所有権に抵触する事例が近年頻発しており、Webのマナーをよく理解した上でWorld Wide Webサービスを活用するのがインターネット利用者の最低限の心得である。

Webブラウザ・HTML・リンク

WWWでは、世界中で蓄積された公開情報の在処を次々とたどれる機構を備えている。 必要に応じてあるページから別のページをネットワークを通じて取り寄せて表示できる機能をハイパーリンク(hyper link、または単にリンク)という。 ハイパーリンクはWorld Wide Webサービスの中心的機能である。 (リンク先の)ページを取り寄せるために必要な情報をURL(Uniform Resource Locator)と呼び、その情報を取り寄せるための通信プロトコルとその情報の在り処を同時に表している。 WWWブラウザを使ってリンク先の情報を取り寄せるために、Webページは特別な書式で書かれていなければならない。 この書式をHTML(Hyper Text Markup Language)という。 ホームページを作成するということは、HTML文書を作成して、それをWebサーバの管理下に配置することである。 書いたHTML文書がWebサーバによって配信されるインターネット上の仕組が必要である。

WWWの発展は新しい"知の再編"という可能性を示唆することになる。 自分でホームページを書くことは、新たな知見をWorld Wide Webサービスを通じて世界で共有される情報資源として付与し、さらに自らリンクしたWebページが既存の情報の再構成を伴うことに連なっていく。

Webページをめぐる言葉

World Wide Webの情報を見るためのWebクライアントソフトウェアをWebブラウザ(Web browser)、Webブラウザ内のウィンドウに表示されるWeb内容をWebページ(または単にページ)という。 WWWの世界を情報の海に見立て、Webの世界を次々と眺めていく行為を"Webサーフィン"とか、この世界を探訪する行為を"航海する"(navigate)などWeb世界を海に見立てた比喩がよく使われる。

そこで、Webサーフィンの出発点(母港:home port)となるページ(自分自身が書いたページでも他人が書いたページでもよい)をホームページと呼ぶ。 また、自分自身でWebページを書いてインターネットで公開することを"Web(ホーム)ページを開設する"という場合がある。 一方、原理的には世界中に公開可能なWebページへのアクセスを意図的に制限する仕組みも用意されている。 また、ファイウォールの内側にあって'外部'には公開しなかったり、リンクからたどれないようにして、結果的に"公開"されていないWebページをDeep Webといい、これも相当な数があると予想されている。


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