18 ノンリニア編集システムLet’s Editの使用方法 |
1.ノンリニア編集とは
ビデオテープ上の記録トラックは複雑で、映画フィルムを物理的に切除したり接合したりして編集することは極めて困難である。このため、過去においてビデオ編集とは、2台のVTRの同期的な動作によって映像信号を複製(ダビング)しながら、必要なカットをつないでいく(ポーズ編集、アセンブル編集)ことで、番組を編集することが一般的だった。そうした番組の最初から順序よくカットを繋げていく編集方法は、編集作業の方向が(番組のはじまりから終わりへと)直線的であるという意味で、“リニア”な編集方法であるといえる。
これに対し、現在では映像情報をコンピュータにとりこみ、各カットを、番組の中の前後の順序に関わらず、自由に入れ替えをしながら編集する“ノンリニア”な編集が主流になってきた。これが、「ノンリニア編集」である。「ノンリニア編集ソフト」や機材には、放送局用から業務用、一般消費者用まで、さまざまなものがあり、「プレミア」「ファイナルカットプロ」「アビッド」「エディウス」などの名前が知られている。
ここでは、Canopus社が製造・販売しているビデオキャプチャカード“DV-Storm”ならびにその専用ソフトを用いたノンリニア編集システムである「DV-Storm編集システム“Let’s Edit”」をとりあげる。同製品は映像ファイルを直接処理するのではなく「参照AVIファイル」で行うことによる作業のスムースさ、特殊効果を加える際のレンダリングの早さなどが特長で、そのリアルタイム編集の実用性や操作の簡便さから、初心者向けの演習授業に適している。
本学の映像演習室には、この「DV-Storm編集システム“Let’s Edit”」が12台用意されている。各マシンにおける映像素材は、Fドライブに記録して編集に使用する。Fドライブの中に、#1から#9の作業用フォルダが設定されており、それぞれのフォルダ別に利用グループ(各演習授業等)が定められている。
各グループにおける最大利用容量は20GB(映像素材で約1.5時間分)を目安としている。この各グループごとのフォルダの中に、さらに各利用者(班)の作業用フォルダを設けたうえで、映像ファイルの保存・編集に使用する。
本演習室は、演習授業、ゼミ演習、および特に許可された者の使用に限定されており、機器の環境の改変・リムーバブルHDDの交換などは許可なく行ってはならない。
2.編集作業の概念
ノンリニア編集システムにおける作業は、大きく、
(1)DVデッキからの映像信号をクリップ(ひとつのAVIファイル=ウィンドウズ動画形式ファイルの意味)としてコンピュータにとりこむ。この作業のことを「キャプチャ」という。
(2)キャプチャした各クリップを時間軸上(タイムライン)に並べて編集する。
(3)特殊効果やタイトル、音響効果などを加えて仕上げる。
という手順で行う。
3.参照AVIファイルについて
「DV-Strom編集システム“Let’s Edit”」では、パソコンのHDD内にキャプチャされた映像データそのものを編集するのではなく、それと対応した「参照ファイル」のタイムコード(時間情報)だけを編集・加工して処理をする。したがって、編集中も、編集完成後でも、とりこんだ映像データ(AVIファイル)は加工されることはない。これにより、一旦キャプチャしたクリップの長さを、編集作業場で短くカット(トリミング)しすぎても、次の作業で再び元の長さに戻すことができるなど、コンピュータ編集ならではの利便性を発揮することができる。
「DV-Strom編集システム“Let’s Edit”」における編集とは、全てこのように“バーチャルな編集として実施される。つまり、映像データそのものを編集するのではなく、その時間(タイムコード)情報だけを編集し、キャプチャされた映像データは、最初の状態で保持されたままである(レンダリングして生まれる特殊効果の部分を除く)。
そのため、パソコン内の映像データのファイルサイズも編集によって増減することはない。同じ映像データを素材として、何パターンもの編集によって異なるいくつかの番組を作成しても、映像データの全体の量は、最初にキャプチャされた状態と同じということになる。
すべての編集作業が終わったら、そのままDVテープに戻して完成させれば編集終了である。ただし、その編集結果を新しい、ひとつの長いAVIファイル化をすることは可能である。この場合は、「タイムラインの保存」という機能を用いる。この場合は、新たに出来たAVIファイルの分だけ映像データの量が増えることになる。
(なお、AVIファイルを連続して19分以上記録したい場合は、「参照ファイルにキャプチャ」する機能を用いる)
このような仕組みのため、最初に映像データをキャプチャしてから、編集によって次第に不要な部分をカットしていったとしても、HDD内に占める映像データの量は減るわけではない。そのため、長編を制作する利用者は、キャプチャを行う際には、必要なカットをきちんと選択してから作業に入ることとし、不要な映像データをとりこんで無用にファイル容量を消耗しないよう留意されたい。
4.自分の作業領域に必要なリストを保存すること
映像用Fドライブのなかで作業をしていく上では、まず、各グループごとに定められた#1〜#9のフォルダの中に、さらに自分達の作業用のフォルダを個別に設ける。以後の作業で作成される番組の編集プログラム(エディットリスト)は、必ずここに保存するルールとする。
DV-Strom編集機 Fドライブ映像フォルダ使用割当表
#1 ゲスト利用者 (特別な講習会などの際に使用)
#2 ビデオ撮影・編集演習(2年次履修) Aクラス
#3 ビデオ撮影・編集演習(2年次履修) Bクラス
#4 ドラマ・ドキュメンタリー制作演習(3年次履修)
#5 (空番・管理者用)
#6 (空番・管理者用)
#7 ゼミ用
#8 メディア社会実習・海外英語研修ほか教科の課題等
#9 特定指定団体ほか特別に許可された者・および予備
5.“Let’s Edit” 編集システム 作業手順
“Let’s Edit” 編集システムは大きく次の手順で作業を進める。
1編集の準備/自分の作業用フォルダを作成する
2 “Let’s
EDIT”の編集時の初期値を設定する
3 Editリストを作成/保存する
4 映像データ(クリップ)をパソコンにとりこむ(キャプチャする)
5 タイムライン上で編集する
6 音楽や効果音を加える
7 テープに書き出す
そのほかのテクニックとして、本マニュアルでは以下の項目について解説する。
・CDの音声データをキャプチャする
・静止画像を保存する
・Webデータを作成する
“Let’s Edit” 編集システムの作業方法 |
1編集の準備/自分の作業用フォルダを作成する
1.1 各接続機器の電源をONし、使用できる状態にする
@デスクのメイン電源は常時ON(赤ランプが点灯)であることを確認する(教員以外OFFしないこと)。
AモニターTVの電源をONする(OFFタイマーで自動OFFになった時は再度ボタンを押し直す)。
BDV/VHS VTR(Wデッキ)の電源をONする。
C「DV/VHSコントロール切換えボタン」を「DV」にする。
D「入力切換え」と「出力切換」を「DV」にする。
EDVカセットテープの「誤消去防止爪」を「SAVE」にする。
*Wデッキの機能を利用してDV→VHSへのダビングを行う場合には、DVが再生側であってもDVカセットテープの「誤消去防止爪」を「REC」でなければならないので注意。
FDVカセットテープを挿入する(「カセット取出ボタン」で扉を開いてから挿入する)。
1.2 編集機を起動し自分のユーザー名・パスワードでログインする
@パソコンの電源をOnしてWndows2000を立ちあげる。
Aグループ別のユーザー名とパスワードを入力する。
2008年度以降のユーザー名=administrator
パスワード=「storm」+「各本体の番号」(1号機なら「storm1」となる)
*数字の入力は、10キーのボタンではなく、文字キーボードの上列の数字キーで入力する。
「Numlock」キーが有効な場合(インジケーター点灯)は10キーで数字入力することもできるが、Numlockキーが無効(インジケーター消灯)の場合は、Numlockを有効にするか文字列キーで数字を入力しなくてはならない。
1.3 「マイコンピュータ」で自分の作業のための"自分のフォルダ"(新しいフォルダ)を設ける
@「マイコンピュータ」をダブルクリックして、各ドライブを呼び出す。
A「ローカルディスク(G)」をダブルクリックして開く。
B各グループごとのフォルダ(上記の#1〜#9)を開く。
C該当のフォルダの中に、自分が行う編集作業のための"自分のフォルダ"(新しいフォルダ)を「新規作成」する。→開いたフォルダの中(白い部分)で右クリックする。→「新規作成」をクリックする。→「フォルダ」をクリックする。
D「"自分のフォルダ"(新しいフォルダ)」に適切な名称を与える。
→例:単に「test」などとせず、「a1_inv」など、番組ごとの明快なフォルダ名とすること。
2
“Let’s
EDIT”の編集時の初期値を設定する
*この確認は最初に一度行えば、以降は原則として確認しなおす必要はない。
2.1 “Let’s Edit”を起動して設定を行う
@デスクトップの「“Let’s Edit”」をダブルクリックして、“Let’s Edit”を起動する。
*Storm Editのアイコンと同じデザインなので注意する。
A“Let’s Edit”のタスクバーのメニューから「設定」を開き、「編集時の初期値設定」を開く。
2.2 「デフォルトの設定」で各項目設定を確認する
@「デフォルトの設定」タグを開いて各項目設定を確認する
*違っていたら設定しなおす。表示されているのは「**時間:*分:*秒:*フレーム」である。
→数字の±ボタンで30フレーム(30コマ)で1秒となることを確認する。
・フェードイン・アウトの「In時間Out時間」→「00:00:01:00」(1秒)に設定する。
・スティルイメージ→「00:00:01:00」(1秒)に設定する。
・タイトルの「In時間Out時間」→「00:00:00:00」(0秒)に設定する。
・タイトルの「持続時間」→「00:00:01:00」(1秒)に設定する。
・トラック数は、通常、タイトル「3」、オーディオ「3」程度にしておく(後の作業で追加して増やすことができる)
2.3 キャプチャする映像ファイルの保存先のTempフォルダの場所(ドライブ)を確認する
@「テンポラリドライブの指定」タグを開いて、Tempドライブが「Fドライブ」(のみ)に設定されていることを確認する。
*ボックスの中の表示が「F:\Strm_Temp\ ...」となっていることを確認する。
Aこの表示が、「C:\Strm_Temp\ ...」になっていたら、「追加」ボタンで「F」を追加するとともに、「C」ドライブのTempは削除することで、FドライブのみをTempドライブに指定することができる。
注意:“Let’s Edit”でキャプチャしたAVI映像ファイルは全てTempフォルダに格納される
このため、同じファイル名であれば上書きされてしまったり、無用なキャプチャを行う利用者によってTempフォルダの容量が無駄に費やされるおそれがある。特に長編を作成する利用者は、無駄な映像のキャプチャを行わない、使用しないファイルは削除するなどして、有限のTempフォルダの容量を大切に使用すること。無駄な利用の多い利用者のデータは、授業優先の基本原則にのっとり、管理者が予告無く削除することがある。削除されて困る場合は外漬けHDDなどでバックアップをとること。
3
Editリストを作成/保存する
3.1 Editリストの「ビンウィンドウ」に「カラーバー」クリップを作成する
@「カラークリップをビンウィンドウに追加する」ボタンで「カラークリップウィンドウ」を開く。
A「SMPTEカラーバー」のラジオスイッチ(ボタンスイッチ)をマークする。
Bカラーバー設定の「基準音(1KHz-12db)を発振する」にチェックを入れる。
C「OK」を押す。→ビンウィンドウに「SMPTEカラーバー」クリップのサムネールが作成される。
3.2 Editリストの「ビンウィンドウ」に「ブラック」クリップを作成する
@「カラークリップをビンウィンドウに追加する」ボタンで「カラークリップウィンドウ」を開く。
A「カラークリップの設定」でカラーパレットの色数を「1」、パレットの第1色(左のパレット)の色を「黒」にする。
*似たような「暗藍色」ではなく「黒」にすること。
B「OK」を押す。→ビンウィンドウに「ブラック」クリップのサムネールが作成される。
3.3 Editリストの「ビンウィンドウ」に「タイトルフリップ」クリップを作成する
@タスクバーのファイルメニューから「ビンウインドウにクリップを追加」を開く。
Aデスクトップの「Sample」のフォルダを開く→「タイトルフリップ(title_flip)」の映像(静止画)ファイルが存在する。
B「タイトルフリップ(title_flip)」をアクティブにする。
C「開く」ボタンを押して、「タイトルフリップ」をビンウィンドウに並べる→ビンウィンドウに「タイトルフリップ」のサムネールが作成される。
3.4 Editリストの「MainAV」トラックに「番組の先頭となる映像(3秒)」を作成する
@ビンウィンドウの「カラーバー(COLORBAR)」を左クリックして、タイムラインのMainAVのトラックにドラッグ&ドロップして貼り付ける。
→Filmと、MainAVのトラックに、カラーバーが1秒表示される。オーバーレイ画面とモニター画面に表示される。
A「タイトルフリップ」を、その右隣へドラッグ&ドロップする。
→Filmと、MainAVのトラックに、タイトルフリップが1秒追加して表示される。
B「ブラック」を、その右隣へドラッグ&ドロップする。
→Filmと、MainAVのトラックに、ブラックが1秒追加して表示される。
→これにより、カラーバー(1秒)→タイトルフリップ(1秒)→黒クリップ(1秒)の3秒の「番組先頭映像」が並ぶ。
→画面下の「ファイルコントローラ」の「再生ボタン」で、この3秒の「動画像」を再生確認する(基準音も確認する→聞え方をモニターテレビの音量で調整する)。
C「タイムスケール変更スライダー」で、タイムテーブル上の全体の長さの目盛りを変更できる。
→3秒分の先頭画面の画面上の長さが、さまざまに変化することを確認する。
→編集が進行していくにつれて、タイムスケールを「Fit」にすることで、全長が把握しやすい。
→細かい編集・微調整を行う場合には、このスライダーを短い時間(1目盛り10秒以下など)に変更すると、相対的に各クリップは長く表示されるので、微調整の操作がしやすくなる。
3.5 「タイトルフリップ」を作成する
*本来の手順であれば、ここでタイトルフリップを作成する。→授業ではタイトルフリップの作成は、タイトル作成方法を学習した後で行う。
→Class: ビデオ制作演習Tなど
→Title: インタビューなど
→No.Name: 個人作品なら学籍番号と氏名、グループ作品ならグループ名(班名:A1班など)
→Date: 編集完成日 2009/05/12など
→Time: 番組の再生時間(EditリストのTotalTime)
3.6 ここまでの"自分の「Editリスト」"を「名前を付けて保存」する
@タスクバーのファイルメニューから「ファイル」を開き、「名前を付けて保存」を開く。
→ファイル名の規定値は「無題」になっている(削除する)。
A保存する場所を必ず"自分のフォルダ"(1.3で作成したフォルダ)に設定する。
Bファイル名に適切な名称を与える。
→例:単に「test」などとせず、「a1_inv」など番組ごとの明快なファイル名(番組名=リスト名)が望ましい。
→ファイルの種類は「Storm Edit Files(拡張子.dvc)」となる。これによって、"自分の番組プログラム(リスト)"を設けることができる。これを 「Editリスト」という。
C「保存」ボタンを押す。
D「Let’s Edit」を閉じる。
4
映像データ(クリップ)をパソコンにとりこむ(キャプチャする)
4.1 Let’s Editの起動
@Let’s Editをクリックして起動する。→Edit画面が開く。
A「DVデッキコントローラ」でDVデッキが操作できることを確認する。
→オーバーレイ画面と、モニター画面に、映像が表示される。
4.2 自動分割キャプチャの機能が“無効”であることを確認する
@
“Let’s Edit”のタスクバーのメニューから「設定」を開き、「キャプチャ時にクリップを自動分割しない」に、チェック(レ印)がはいっていることを確認する。(演習室におけるローカルルール)
→チェックがはずれていたら、チェックを有効にする(自動分割の機能を”無効”にする)。
4.3 映像データをキャプチャする
@「DVデッキコントローラ」で、キャプチャしたいDVテープの再生を開始する。
Aキャプチャしたいカットのところ(最初のカットのキューの前のところ)で「DVデッキコントローラ」の「キャプチャボタン」(「デッキコントローラ」の右側の赤丸ボタン)を押す。
→「キャプチャー」のウィンドウが開き、キャプチャ記録時間を示すカウンターが作動する。
Bキャプチャを終了したいところで、「停止」ボタンを押す。
→カットがわり(タイムコードの変わり目)ごとに、ひとつのAVIファイルとしてキャプチャされ、ビンウインドウに新しいサムネールが追加して並ぶ。
用語:「タイムコード」とは DVテープに記録される時間情報(時間的なアドレス情報)を「タイムコード」という。タイムコードは、撮影ごとに最初(00:00:00:00)から最後まで連続した時間として記録されるので、テープ内のすべての録画位置をひとつの時間で管理することができる。「00:00:00:00」とは、「00時00分00秒00フレーム」であることを示す。一般のビデオ(NTSC)では、1秒は30フレームである。キャプチャを行う上ではタイムコードが連続していることが条件である。撮影中にテープを交換したり再生チェックをしたりすると、テープ上にタイムコードがなかったり不連続な箇所ができることもあり、その場合はキャプチャが連続して行えなくなることがあるので注意すること。このようなキャプチャ操作をする前提であれば、できるだけタイムコードが連続するように撮影する(テープ上に録画されていない部分を作らないで撮影する)ことを心がけたほうが、このようなキャプチャ作業の際には効率がよい。
5
タイムライン上で編集する
5.1 タイムライン上での編集
@ビンウィンドウの各クリップのサムネール画像を、マウスでタイムラインの「main AV」上にドラッグ&ドロップして並べていくことによって、映像番組の編集ができる。
→並べる順序は任意に(ノンリニアに)並べることができる。
→「ファイルコントローラ」の「プレイ/一時停止ボタン」をクリックすることで、タイムライン上に並んだ映像クリップの順に、番組を再生・停止操作することができる。
→キーボードの「E
A「プレイバックスライダー」で停止位置を調整し、番組全体を確認することができる。
*“縦線の位置”が再生個所であることを確認する。
B「タイムスケール変更スライダー」で、タイムテーブル上の全体の長さの目盛りを変更できる。
→各クリップの画面上の長さが、さまざまに変化することを確認する。
→編集が進行していくにつれて、タイムスケールを「Fit」にすることで、全長が把握しやすい。
→細かい編集・微調整を行う場合には、このスライダーを短い時間(1目盛り10秒以下など)に変更すると、相対的に各クリップは長く表示されるので、微調整の操作がしやすくなる。
5.2映像の編集をおこなう
@映像の順序を入れ替える(各クリップをドラッグ&ドロップで順番を入れ替える。)
A各クリップのin点とout点をトリミングする。
・「ファイルコントローラ」のinボタン、outボタンでトリミングができる。
・各クリップの「in点」「out点」をドラッグ&ドロップすることで、トリミングができる。
Bクリップとクリップの繋ぎに特殊効果(ディゾルブ等)を加える。
・処理が大きな効果を用いた場合はレンダリングを行うことで、処理が行える。
5.3クリップの音量の調整をおこなう
@各クリップの音量を適切な音量にする。
・各クリップの中央線が音量を示すので、これにマウスをあてて左クリックして、音量の変更ポイントを設けて、この線の高さを上下させることによって、音量の上下が調整できる。
・右クリックでポイントを削除することができる。
・シフトキーを押しながら作業することで、クリップ全体としての音量の上下や、もとの音量への復帰、あるいは無音(音量0%)とすることができる。
5.3 タイトルを作成する
@タイトルを作成して、映像に重ねる。
A先頭の「タイトルフリップ」に必要事項を記入する
5.4 編集結果を確認し、テープに録画する
@Editリストの先頭の状態(カラーバーが表示されている状態)で停止しておく。
ADVデッキに録画用テープを、録画開始位置を頭出ししてセットする。
→最初のカラーバーの静止画状態のまま、録画ボタンを押して、録画を開始する。
→テープの先頭に静止画状態のカラーバーが15秒録画されてから、Editリストの再生ボタン(またはE
→編集された番組を再生され、そのままDVテープに番組全体が記録される。
B番組が終了したら、テープ録画をストップする。以上で完成番組がDVテープに保存される。
6
音楽や効果音を加える
〜ライブラリーの音楽や効果音を利用する場合〜
6.1 音楽や効果音の使用について
番組に用いる効果音や音楽は、著作権許諾が得られたものでなければならない。著作権をクリアした音源は、PC本体の「Fドライブ」のなかに、「オーディオ・ライブラリー」に用意されているので、これを使用することが原則である。
6.2 音源を選択する
@「マイコンピュータ」から、「Fドライブ」を開き、「Audio」のフォルダを開く。
→音楽は「music」のフォルダ
→効果音は「se(sound effect)」のフォルダ
に収められている。
Aそれぞれの音源データのフォルダ(CDアルバム名)をクリックして開く。
Bファイル名(曲名)をクリックする
→メディアプレーヤーが起動し、音源(音楽・効果音)が再生される。
→メディアプレーヤーの各ボタンで再生コントロールができる。
Cメディアプレーヤーの音量ボタン(スピーカーマーク)で音量を調整する。
DPCのスピーカー音量ボタンで音量を調整する。
*メディアプレーヤーの音量ボタンとPCのスピーカー音量ボタンがいずれもあがっていないと音が聞えないので注意する。
Eファイルを次々とクリックすることで、音源(曲)を次々に聴いて選ぶ(選曲)することができる。
6.3 Editリスト上に貼り付けて編集に使用する
@選んだ音源を、Editリスト上にのビンウィンドウにドラッグ&ドロップしてコピーする。
→ビンウィンドウに、オーディオファイルであることを示す「スピーカーマーク」のサムネールが並ぶ。
Aそれぞれのオーディオファイルを、ExAudio(エクストラオーディオ)トラックにドラッグ&ドロップすることで、番組に音楽や効果音を加えることができる。
BLet’sEditの機能を使って音声を編集する
・各クリップをドラッグ&ドロップで順番を入れ替える。
・各クリップのin点とout点をトリミングする。
・各クリップの音量を適切な音量にする。
→音声のF.I.やF.O.などをおこなうこともできる。
6.4 オーディオフィルターの使用
@オーディオクリップを右クリックすると、オーディオフィルターの機能を使用することができる。
・音量や音質を変化させて、聞きやすい音声にする。
・エコーなどの効果を加えることができる。
ポイント
*ビデオカメラで撮影(録音)された音声の音量にはばらつきがあるので、編集段階で細かく調整する必要がある。音楽を台詞のバックで聞かせる場合、音楽の音量が大きくなりがちなので、音楽を適正レベルまで下げ、台詞のほうをきちんと聞かせるように調整することが必要である。
【注意】 利用者の共有のデータである音源データ=オーディオファイル(Fドライブのaudioフォルダの中のファイル)は、その場所(ディレクトリ)から呼び出して(リンクして)用いること。
このファイルは、決してもとの場所(ディレクトリ)から移動したり、削除してはならない。
7
CDの音声データをキャプチャする
〜持ち込みCDの音声データをEazy CD Creator5によりWAVデータとしてキャプチャする場合〜
7.1 音楽や効果音の使用について
映像作品に用いる効果音や音楽は、著作権許諾が得られたものでなければならないので、自分で好みのCDなどを音源として制作した番組は私的な利用しか行えない。(著作権がクリアされていない作品はコンテストへの応募、学外での上映、ネットワークへの配信などは行えない。学内での学園祭などにおける上映も制限される。)
7.2 PC本体による選曲
@音楽CDをPC本体のDVD-RWドライブに挿入する。
→オートプレイでWINDOWS_MEDHIAPLAYERが起動した場合は、そのまま使用する。
A各編集機に備え付けのヘッドホンを、PC本体のヘッドフォンジャックに装着する。
→PC本体正面のフタを開き、ヘッドフォンジャックにヘッドフォンプラグを装着する。
→PCの音のボリュームが大きいと耳を傷めることがあるので、最初はヘッドホンを被らないほうがよい。
7.3 MEDIA PLAYERの設定
@PCによってはメディアプレイヤーの設定が初期設定のままになっているので、変更する必要がある。
AMEDIA PLAYERの画面が出たら下のほうにある「次」をクリックして画面を進める。
Bすべての項目のチェックを外し、「次」をクリックする。
Cすべての項目がチェックされていることを確認して、「完了」をクリックする。
7.4 Easy CD Creator5の起動
@デスクトップの「4 Easy CD Creator5 Basic」をダブルクリックし、Easy CD
Creatorを起動させる。
APCによっては以下の画面が開くので、それぞれに対応する。
・「エンドユーザー使用契約承諾書」→「同意します」にチェックを入れ、「OK」をクリックする。
・「Easy CD Creator5 Basicにようこそ」→「このメッセージを再度表示しない」にチェックを入れ「OK」をクリック。
・「ユーザー登録画面」→「再度表示しない」にチェックを入れ、「後で登録する」をクリックする。
BデスクトップにEasy CD Creator5のメインウィンドウが表示される。
7.5 MUSIC CD
Projectを利用して選曲する
@左上の「音楽CDの作成」アイコンにカーソルを合わせる。
→画面中央の「MUSIC CD Project」がアクティブになる。→クリックする。
A音楽キャプチャ用のウィンドウがデスクトップ上に表示される。
*通常、CDをDVD-RWドライブに挿入してあれば、左上の「ソースファイルの選択」はCDが表示されている。表示されていない場合は、R:CD-ROMドライブを改めて選択する。
B画面上部にCDのトラックデータが表示される。
C再生したいCDのトラック番号をアクティブにする(トラック名を選択して青くする)。
D画面中央部にある「プレビュー」ボタンを押す。→選択したトラックが再生される。
7.6 MUSIC CD
Project を利用してキャプチャする
@キャプチャしたいCDのトラック番号をアクティブにする。
A画面中央上部にある「変換」のアイコンをクリックする。
→保存場所の選択画面が現れる。
B自分のフォルダを選択し、ファイル名をつけて「OK」をクリックする。
→ファイルの種類とフォーマット形式を変更してはならない。
CCDトラックデータから、WAVデータに変換されてキャプチャされる。
7.7 MUSIC CD Project を終了する
@音楽キャプチャ用のウィンドウを閉じる。
→このとき「無題音楽CDプロジェクトの保存」について聞かれる場合があるが、「いいえ」をクリックする(音楽CDを作成しないため)。
A「Easy CD Creator5」のウィンドウを閉じる。
7.8 Let’s Editの機能で音声トラックを編集する
@Let’s Edit を起動する。
A自分のEditリストを開く。
B「ビンウィンドウにクリップを追加」のアイコンをクリックする。
C自分のフォルダから、とりこんだ音声データを選択して開く。
→ビンウィンドウに音声データが追加される。
→WAVデータのサムネールはスピーカーマークで表示される。
D追加したWAVデータを、ドラッグアンドドロップで、ex1またはex2(エクストラオーディオトラック)に乗せる。
ELet’sEditの機能を使って音声を編集する
ポイント
*Let’s Edit やStormEditであつかう音声データはWAV形式44.1kHz16BITである。それ以外の形式の音声データは、このシステムには読み込むことができない。
8 静止画像を保存する
〜「インタビュー番組」を利用した「静止画保存」と「ストップモーション」の練習〜
8.1 練習用のフォルダを作成する
@各班のユーザー名・パスワードで編集機を起動する。
A「マイコンピュータ」→「ローカルディスクG」をクリックしてGドライブを開く。
B各班のグループのフォルダを開く
例)Aクラス→「#2」
Bクラス→「#3」
C自分のグループのフォルダから、「図書館利用案内ビデオのフォルダ(班名_lib)」を開く。
D「静止画保存の練習用のフォルダ」を「新規作成」する。
→フォルダの中の余白でマウスを右クリックする。
→「新規作成」→「フォルダ」を選択
→「新しいフォルダ」の名前を、「still」と入力する。
8.2静止画保存の方法
@静止画像にしたい位置にタイムラインカーソルをあわせる。
Aツールバーの「編集」→「静止画保存」を開く
→「静止画保存」のウィンドウが開く
B「サイズ」を「640×480」にする
C「画像設定」を、「Odd Field」にする
D「フィールド補間設定」を、「動き検出補間」にする
E「参照」ボタンを押す→「フォルダ」のウィンドウが開く
Fこれからキャプチャする静止画像を保存先のフォルダを開く
*自分のインタビュー番組のフォルダの中で上記で新規作成した「still」のフォルダを開く。
Gファイルの種類は、「WindowsBITMAP」または「JPEG」を選ぶ。
・タイムライン上での編集に使用する場合→「WindowsBITMAP」
・FDにデータとして書き出し、WEBサイトなどに使用する場合→「JPEG」
H静止画像のファイル名を入力する
例)「still_01」
I「保存」ボタンを押す→「フォルダ」のウィンドウが閉じる
J「静止画保存」のウィンドウの「ImageFile」の窓にこれから保存されるファイルの保存場所、ファイル名、保存形式(拡張子)が示されるのを確認する。
例)「G:\#2\a01_inv\still\still_01.bmp」
K「保存」ボタンを押す。
→このとき、「マイコンピュータ」で、保存先のフォルダを開くと、静止画像が保存できたことが確認できる。
L「閉じる」ボタンを押す。
→「静止画保存」のウィンドウが閉じる。
→「ビンウィンドウ」に、キャプチャした静止画像のサムネールが開く。
→このサムネールをMainAVやInsertAVにドラッグ&ドロップすることで静止画像として番組中に使用することができる。
M新たに静止画保存をしたい位置にタイムラインカーソルを移動し、上記の手順を繰り返す(静止画像のファイル名の数字を加えていく)
8.3 動画像の途中から静止画にしたい場合(ストップモーション)
@静止画像にしたい位置にタイムラインカーソルをあわせる。
Aツールバーの「クリップを分割」アイコンをクリックする。
→タイムライン上のクリップが分割される。
Bツールバーの「編集」をクリックする。
→「静止画保存」を開く。
→「静止画保存」のウィンドウが開く。
C上記8.2のBからLの手順を行う。
→キャプチャした静止画像のサムネールが開く。
Dこのサムネールを1.で分割した位置にドラッグ&ドロップする
→ストップモーションが完成する。
ポイント
8.2D「フィールド補間設定」を、「動き検出補間」にする
ビデオ映像の1コマ=1フレームは、奇数フィールド(OddField)・偶数フィールド(EvenField)の2つのフィールド2つのフィールドから成立している。1秒間は30フレーム=60フィールドの静止画像からできている。動きがないカットの場合は、1フレームをそのまま静止画像保存してもよいが、動きのあるカットをフレーム単位で静止画保存しようとすると、奇数フィールド(OddField)と偶数フィールド(EvenField)の映像の動きの差が、1フレームのなかで2重になってしまい、分解能が低下してしまう。そのため、動きのあるカットから静止画保存する場合は、静止画像を保存する単位を、1フレーム単位ではなく、1フィールド単位とする。1フィールドの解像度は1フレームの2分の1なので、動きのないカットから静止画像保存する場合には、フレーム単位で静止画保存したほうが解像度が高い。この演習では、静止画像はOddFieldを動き検出補間して保存することによって、動きのあるカットからも静止画像を保存できる方法をとることにする。
8.2Gファイルの種類は、「WindowsBITMAP」または「JPEG」を選ぶ
ファイルの種類を「WindowsBITMAP」または、「JPEG」にする
・タイムライン上での編集に使用する場合→「WindowsBITMAP」
・FDにデータとして書き出し、WEBサイトなどに使用する場合→「JPEG」
静止画像の解像度はビットマップ(.bmp)の方が高く、JPEGのほうが低い。映像作品のなかに静止画像ショットとして挿入して使用する場合には、ビットマップで保存する。このビットマップは静止画クリップとして、タイムライン上で編集利用ができる。しかし、.bmpではファイル容量が大きくなり、フロッピーディスクに保存したり、ホームページに使う際に重たくなる。この演習でWebデータを作成する場合、静止画像はJPEG形式で保存することとする。
9 Webデータを作成する
〜「図書館利用案内番組」における「静止画保存」と「Webデータ」の作成〜
9.1図書館利用案内(以下lib番組と称する)ビデオ制作のためのフォルダを作成する
@各班のユーザー名・パスワードで編集機を起動する。
A「マイコンピュータ」→「ローカルディスクG」をクリックしてGドライブを開く。
B各班のグループのフォルダを開く
例)Aクラス→「#2」
Bクラス→「#3」
C「lib番組のフォルダ」を「新規作成」する。
→グループのフォルダの中の余白でマウスを右クリックする。
→「新規作成」→「フォルダ」を選択
→「新しいフォルダ」の名前を、「班名_lib」と入力する。
例)Aクラス1班→「a01_lib」
*クラス名は小文字、班番号は2ケタ(1ケタの班は先頭に0を付ける)
*図書館利用案内番組で作成するEditリストや、Webデータ提出用のフォルダは、この「lib番組のフォルダ」の中に作成すること。
9.2 Webデータのソースのもととなるデータをコピーする
A: 提出用FDから昨年度のデータをコピーし、一部を改変して使用する場合
@各班に配布した「図書館利用案内番組WEBデータ提出用フロッピーディスク」をFDドライブ(Aドライブ)に挿入する。
Aマイコンピュータで、FDドライブ(Aドライブ)を開く。
→昨年度の作品のWebデータのフォルダが現れる。
Bこの昨年度のWebデータのフォルダを、自分の「lib番組のフォルダ」の中にコピーする。(移動ではなくコピーすること)
Cコピーしたフォルダを右クリックして「名前の変更」をおこない、年度を今年度のものにする。
B: 提出用FDから昨年度のデータがコピーできない場合など
@「デスクトップ」の「Sample」フォルダから、「lib番組HTMLファイル(xxx_lib.html)」を、この「lib番組のWEBデータフォルダ」にコピーしてくる(移動ではなくコピーすること)。
Bこの「lib番組HTMLファイル」のファイル名のxxxを、自分の班名に直す。
例)xxx_lib.html → a01_lib.html (Aクラス1班の場合)
9.3 Webデータを作成する
@9.2で作成した、「lib番組HTMLファイル」の中のソースデータを編集して、提出用ホームページを作成する。
(Sampleのからコピーした場合は、各項目のxxxxxxxxxのところに、自分の班のデータを上書きしながら編集する。
A完成した自分の班の「lib番組」のなかで代表的なシーンを5カット選び、「静止画像保存」して、WEBデータを完成させる。
→各静止画像データは「JPEG形式(拡張子
*拡張子は小文字で「
→各静止画像のファイル名は「still_01
B完成したWEBデータを、このフォルダ(班名_lib_web)ごと、提出用フロッピーにコピーして提出する。
*フロッピーの.htmlファイルを起動して、静止画像データとリンクして開けることを確認すること。
“Let’s Edit”編集システムで長編を制作する利用者への注意事項 |
注意(再掲):“Let’s Edit”でキャプチャしたAVI映像ファイルは全てTempフォルダに格納される
映像演習室で従前用いていた“StormEdit”編集システムでは、キャプチャしたい映像ファイルは、ファイルの保存先を自分の専用のフォルダに、オリジナルのファイル名をつけて指定することができたが、“Let’sEdit”は、この手順が簡略化され、誰が行うキャプチャも、すべてTempファイルに自動的にファイル名が付けられ、記録される。
このため、
1.無用なキャプチャを行う利用者によってTempフォルダの容量が無駄に費やされるおそれがある。
2.個々のフォルダごとに利用者の区別して管理することができない。同じファイル名を与えた場合には上書きされてしまうおそれがある。
などの問題が生じるので、留意されたい。
1.の対応のためには、(1)無用なキャプチャを行わないようにする、(2)不要な映像データ(ファイル)は削除する、(3)番組の完成後はすべてのデータ(ファイル)を削除する、などのことを行う必要がある。
(1)無用なキャプチャを行わないようにするためには、“Let’sEdit”の自動キャプチャ機能を使って撮影済みのテープの全編をキャプチャするのではなく、必要なカットのみを選択してからキャプチャすることを励行されたい。
(2)キャプチャ後であっても、番組の中で使用しなかったファイルは削除する。この場合は、下記の方法で行うこと。
不要な映像データ(ファイル)を削除する方法【一般利用者は必要ない】
@ビンウインドウ上で使用していない映像ファイルを右クリックする。
A「ファイルの削除」をクリックする。【「クリップの削除」ではないことに注意】
→「ディスクからこのフィアルを削除します。よろしいですか?」と表示される。
→よければ「はい」をクリックする。
→ファイルが削除され、ビンウィンドウからサムネールが消える。
このときの注意:利用者の共有のデータである、「Sample」のフォルダにあるクリップ(タイトルフリップ)と、「Fドライブ」の「audio(music、se)」のデータ=スピーカーマークのサムネールのデータ=は決して削除してはならない。「ファイル削除」の機能を使う者は、この点について最大限の注意を払うこと。
B番組に使用されているファイルを誤って「削除」しようとした場合は、「削除できません。ファイルが使用されています」と表示される。
→「OK」をクリックして戻る。
C「ファイルの削除」ではなく「クリップの削除」をおこなった場合には、ビンウィンドウ上からは、サムネールの表示が消えるが、ファイルが削除されたわけではないことに注意する。
(3)番組の完成後はすべてのデータ(ファイル)を削除する。この場合は、下記の方法で行うこと。
番組の完成後に不要となったすべてのデータ(ファイル)を削除する方法【一般利用者は必要ない】
@番組のEditリストを開き、MainAVのトラック上の、タイトルフリップを除く、全ての映像データを削除する。
Aビンウィンドウのすべての映像ファイルを、上の方法で削除する。
このときの注意:利用者の共有のデータである、「Sample」のフォルダにあるクリップ(タイトルフリップ)と、「Fドライブ」の「audio(music、se)」のデータ=スピーカーマークのサムネールのデータ=は決して削除してはならない。「ファイル削除」の機能を使う者は、この点について最大限の注意を払うこと。
注意:長編作品であっても、1本あたりの容量は最大20GB程度に抑えること。
授業優先の基本原則にのっとり、管理者が予告無く削除することがある。削除されて困る場合は外付けHDDなどを利用してデータのバックアップをとっておくこと。