映像表現論U演習 2002年度後期創作演習 作品紹介
プロダクションゼクス 作品   

願いの招き猫




■スタッフ:
渡邊匡崇・森貴宏・佐藤旬・下藤将司

■キャスト:
森っち:森 貴宏
シュン:佐藤 旬
シモ:下藤将司
先生:伊藤敏朗
不良:増田有記
友人A:濱田耕一
友人B:和田 徹
友人C:飯泉達也
友人D:松澤真司
大学生:渡邊匡崇



『願いの招き猫』 20分52秒

作品の概要:
   不思議な招き猫を巡る親友三人の友情ドラマ。

あらすじ・構成等:
   高校時代から森、佐藤、下藤の三人はずっと一緒の腐れ縁。その腐れ縁は、大学2年生になった今でも続いてる。ある日の昼下がり、森が奇妙な招き猫の人形を拾う。その猫の首からは棒のような入った袋がつるしてあった。食事の傍らに猫を置き、いつものように世間話を続ける三人。その中で、森がふと新しいパソコンが欲しいと口にする。すると、突然猫が動き、手に持たせていた棒が消滅する。と、同時に、森が前に懸賞に応募したPCが当たったとの電話連絡が入る。それをまねて佐藤と下藤も遊び半分に欲しい物を言ってみると、不思議と願ったものが出てきた。だが、袋に入っていた棒は4本。すでに3つの願いを叶えてしまい、残る棒は後一つ。判断に困った三人は、森が所属するゼミのロッカーに一時的に猫を保管することにした。その夜、ゼミ室に懐中電灯を持ってうごめく怪しい影が二つ。それは佐藤と下藤の二人だった。二人は猫を盗んで自分だけ願いを叶えようと企んでいたが、鉢合わせしてしまい言い争いに。そこに戻ってきた森が二人を止めにはいるが、二人とも怒って帰ってしまう。次の日、落ち込んでいる森に佐藤と下藤が同時に会いに来てしまい、猫のことで殴り合いの大喧嘩となる。猫の出現により、三人の友情は引き裂かれてしまった。何とかまた皆で仲良くしたいと願う森は、佐藤と下藤を呼び出して、最後の願いを使う。果たして、森が最後に使った願いとは―――!?PRODUCTION SECHSが総力を持ってお贈りする友情ドラマ『願いの招き猫』あなたは衝撃的な最後を目の当たりにする。

作品の「見どころ」「苦労したこと」「反省点」など: 
 まさか作っている我々スタッフも、この作品が20分を越える大規模なものになるとは思ってもいませんでした。長い作品なので、それだけ視聴者の皆様を飽きさせないような工夫を随所に盛り込んだつもりです。もし、自分の身に同じことが起きたら、なんて考えて見ていただければ、また違ったおもしろさを感じることが出来るかもしれません。我々スタッフ一同全力を出し切った作品となっております。 では、どうぞ本編をお楽しみください。