映像表現論U演習 2001年度後期創作演習 作品紹介
Final Sunriseプロダクション 作品
フィナーレ
■スタッフ:
井上大輔
小川知之
大塚仁夫
上山剛
井上貴詞
■キャスト:
井上大輔
小川知之
上山剛
井上貴詞
加藤ゆりこ
伊藤敏朗
ヒューマンドラマ『フィナーレ』 15分
作品の概要:
友情−それはいつまでも変わらない
あらすじ・構成等:
高校時代からの仲のいい3人の男。高校を卒業してそれぞれ別の道へ進んだ。とおるは大学進学で東京に来ていた、たもつはある事を秘密にして大学には進学しなかった。この事から2人にわだかまりが出来ていた。ある日たもつが病院で診察を受けていた、医師からついに運命の言葉を聞く、白血病という病に苦しみ、これからどうしようか考えている中でたもつにはある後悔していることがあった、それがとおるとの事。その事を修正するためとおるを実家に呼ぶ。とおるもその事を未だに気にしていて、二人は再会を果たす。二人の友情は変わらなかった。とおるは大学に通うある日たもつの病気の事を知らされる、とおるは毎日病院に通う。強い友情で結ばれた二人、病気は治ると信じている。決して変わる事のない友情、それは例え友がいなくなろうとも。友情を通して死への重みをもう一度再確認してください。
作品の「見どころ」「苦労したこと」「反省点」など:
今回2つの違った内容の作品を同時進行で撮影をして行きました。違う作品でありながら同じ役者を使っているので、そのキャラクターの違いなどをどう演じていくのかが大変でした。フィナーレの方は友情と死というとても難しい事がテーマとしてあったのでいかにその病気の事を勉強して、実際にその病気の人に対しても失礼のないように、注意して、撮影には臨んだ。死という事が大きなテーマなので自分達も演じたりする時に役になりきるように精神的にも役者側スタッフ側も気を配るようにしてきた。友情とはどういったものか、病気で入院しているたもつとそれを見守るとおるとの2人を通して友情の重さ・大切さを見てもらいたい。