映像表現論U演習 2001年度後期創作演習 作品紹介
せつなたちプロダクション  作品   

規格外生物物語




■スタッフ:
  王 軍明
  関 修二
  田野 裕
  遅 良瑤
  堤 祐輔
  並木 智明

■キャスト:
  地井葉津菜…遅 良瑤
  たのら…田野裕
  筒井蓮人…堤祐輔
  只見やよい…王軍明
  源さん…並木智明
  ゆたかアニキ…田野裕
  子分トモ…並木智明
  学生A…並木智明
  学生B…芳賀健史
  学生C…関修二
  通行人A…渡邉義之
  通行人B…井口幸

ドラマ『規格外生物物語』 16分5秒

作品の概要: 
 身勝手な博士と心優しい助手が摩訶不思議な生物をどう扱うか!?のストーリー。

あらすじ・構成等: 
 とある医科大学の筒井教授は、とんでもない発明をしてしまった。その発明というものは「たのら」。人間の形をしているが実際には10cmしかなくおにぎりが大好物。そしてダンボールで育てられるという可哀想な生物でもある。しかし、博士が把握していた以上に「たのら」の成長はすばやく、すぐに人間の大きさになってしまった。飼育に嫌気が差した教授は「たのら」の処分を決定。助手に処分を言い渡すが、かわいそうに思った助手は、大学の裏に「たのら」を捨ててしまうのである。
 ある日、とんでもないことが起こる。「たのら」が巨大化したのである。校舎並に大きくなった生物を必死に守るため助手は「人間になる薬を開発」。「たのら」は人間になったのである。しかし、教授の悪さを見てきた「たのら」は人間は良い人なのか、悪い人なのかで葛藤してしまう。でも、周りの人間の態度を見て、人間は良い人なんだと確信していく。

作品の「見どころ」「苦労したこと」「反省点」など: 
 この作品のポイントとしては、まずは技術力において、クロマキーで合成処理を行った事です。最初はどうなるかと思いましたが、なんとか形にすることが出来ました。内容としては、かわいいのか気持ち悪いのかわからない生物、「たのら」に注目して下さい。身内ネタです。あと問題点等ですが、とにかく取り掛かりが遅かったので作品完成が締切日の当日になってしまいました。もう少し早めの作業を行いたかったです。