2002年度作品 古谷雅史 監督作品 (制作:ア フルヤフィルム 映画研究部 配給:Imaginative Technology Offiece) PINK上映時間 約15分 ジャンル 戦争・軍人・サクラ・トリップ
<キャスト>
<スタッフ>
<作品紹介> どこにでもいるような、何でもない青年。 だか彼は、「トリップ」という精神症に蝕まれていた。気がつくと、自分がこの世界の物理法則を超えるような世界に閉じこめられているような錯覚に陥る、これがトリップ症だ。 ある日医者の薦めで、彼は「こころのセミナー」という集団治療会に参加する。そこには彼と同じような症状に苦しむ人達がいた。 その会場で出会った「イソロク」という軍人妄想者。イソロクの話を聞いていると、なぜか視界が周り、あたりの景色が歪み、自分の意識が暗い淵へと墜ちていく。 遠のく意識の中、彼が見た光景とは!? <監督コメント> 当初は本物の戦車や戦闘機を使う予定でしたが、部費が足りなく断念せざるを得なくなりました。 それによって、ストーリーをだ大幅に帰る必要性が生まれ、二週間山籠もりをし、脚本を仕上げました。 その時山に咲いていた桜が綺麗だったので、テーマを戦争から桜に変えました。「桜はいつ見ても綺麗だなぁ」と桜を見ているとウトウトしてしまい、桜の木の下で寝てしまいました。 その時私は、このような夢を見ました。 [私は何者かに吹き矢で襲われました。その吹き矢の数は、何千も何万もあったので私は潔く、お尻を出して降参の意を表すと、目の前にサマーズの三村さんが居て私に言いました。「トリップかよ!」] 私は、トリップという言葉をどうしても使いたくなり、映画の題材も桜からトリップへ移行しました。 そうやっている内に、私自身が訳がわからなくなり、戦争・桜・トリップを無理矢理入れてみようかと思い悩んでいると、空からドンガバチョが降ってきて、もの凄い早さで私の背後に回り、恥ずかしながら私に三年殺しをしました。 「みなさ〜ん、映画が始まりますよ〜」と言いながら。 <PINKポスター> ![]() |