2002年度作品 益田奈央子 監督作品 (制作:Imaginative Technology Office) 道上映時間 約25分 ジャンル 青春ドラマ![]() <キャスト>
<スタッフ>
<作品紹介> 主人公の奈津子は高校三年生である。今まで特に何かに打ち込むこともなく、ただぼんやりと生きてきた。 それは進路を決めるときも同じで、何となく、漠然としたイメージでしかなかった。 奈津子が選んだ道は、就職。理由は家にお金がないから。だた、それだけ。「親に反対された」とか「自分のやりたい仕事がある」とか、そういった理由もなかった。ただ、「自分はそんなもんだろう」と思っていた。 しかし、季節は夏休み直前。周りの同級生たちも受験ムード一色になってきた。奈津子の耳には、予備校やら夏期講習などといった話が飛び込んでくる。 まるで置いていかれてしまうような感覚になった奈津子は、『自分には何もない』と焦りはじめる。 そんな時、大学生の海(カイ)と出会う。 <監督コメント> 「道」という言葉は、意味を連想させる深い言葉だなぁと思います。 私がタイトルにこの言葉を付けたのも、そんな理由からです。 この映画では、主に『人生=道』というイメージで作りました。娯楽として観るにはあまりパッとしない作品だと思います。面白い展開やアクションがあるわけでもないので。ただ、淡々と日常生活を描きたかったのです。誰でもあったであろう高校三年という瞬間(とき)を閉じこめたかっただけです。 このまま読むと、非常に自己満足的な作品だなと思うかもしれませんが、この作品を観て何か少しでも共感できるものがあったら嬉しいです。 最後に、この作品を作る上で惜しみない協力をしてくれた助監督の岡ちゃん、主演の晃ちゃんにはとても感謝をしています。 この場を借りて、ありがとう。 その他、伊藤ゼミのみんな、夏休み中にエキストラ出演の協力をしてくれた翔風祭実行委員会のみんな、本当にどうもありがとうございました。 <道ポスター> ![]() |