教養・教職・学芸員課程とは？

教養・教職・学芸員課程は、専門課程の土台となる基礎教育の分野において、幅広い教養を身につけさせると同時に、それを社会において十分に活用できる未来志向の教養人を養成します。あわせて学校現場に対応できる教育意欲と、柔軟な教育技能を身につけた「教員」を養成することを目的とします。さらに、平成22年からは学芸員課程もスタートし、博物館などで資料の収集や保存、展示にかかわる専門的な職員、またその職につくための博物館法に定められた国家資格を取得できるようになりました。

英語

英語科ではビジネス社会での英語運用能力を測定する英語テスト、TOEIC(Test of English for International Communication)のスコアアップをはかるための実践的な英語教育を行なっています。1年次からTOEIC受験対策用の共通テキストを使用し、学内でも7月と12 月に「団体特別受験」を実施しています。さらに全学生対象の「TOEIC 受験対策講座」も選択科目として用意されています。 　さらに一部の授業ではeーラーニングの英語教育も展開しています。また英会話に興味のある人には、アメリカ人専任教授による「英会話入門」「英会話中級」のクラスも設けられています。 TUIS英語科通信

スポーツ演習

半期単位あるいは集中授業形式、広く屋内外のスポーツ種目を教材として実施します。選択科目であり、いずれの時間で受講してもかまいませんが、スポーツ種目により、開講時間が異なる。詳細はweb、体育館入り口等へ別紙一覧表を掲示してあります。冬季集中ではスキー、スノーボードも実施。（昨年2010年度のスキースノーボード授業風景） 　最大でa〜dまで4単位受講可能。すべて単位として認定され、進級要件としても有効です。H22年度から日本体育協会が公認するスポーツ指導者の資格が取得可能です。さらに、本年度から元清水エスパルス監督のゼムノビッチ先生がサッカー授業を担当します。

日本語教育

本学の日本語教育は3つの特徴を持っています。 　まず、入学当初においては、予備教育を終えた日本語学習者が大学における学習へとスムーズに移行できるよう、いわゆるアカデミック・ジャパニーズの獲得を目指した授業を展開しています。また、日本語力が不十分な学習者に対するフォローアップ教育も同時に行なっています。 　そして、大学卒業後、日本に残って就職を希望する学生や、母国において日系企業に就職したいと考えている学生を対象に、日本の社会や文化についての知識を与えるとともに、ビジネス日本語やビジネスマナーの教育、日本における就職活動についての指導なども行なっています。 　さらに、資格取得を目指す学生のために、日本語能力試験一級の対策クラスの開講、ＢＪＴビジネス日本語能力テスト受験希望者に対する支援も行なっています。 写真は「2008新入留学生歓迎レセプション・パーティーにて」

教職

現在進みつつある情報化社会に対し、すべての高等学校で「情報」が必修になっています。  日々進歩する情報の量と技術、社会はどうなり、人間はどう生きるのか、基本的原理に戻りつ つ、本学では教員養成をしています。     基本的理念は、「現場主義」。教育現場で生きる本当の知識、意欲、技術を身につけること が必要なのです。そのためには、教育現場で生き生きとした自分の姿を目線に置いて、日々 の教科に取り組んで行くこと、問題意識を持ち、解決するための情報をどう体系づけるか、今 までの人類が持ってきた学問の流れと通じるところがあります。    学科別の取得免許状は、共通に高校-情報、情報システム学科、環境情報学科は高校-数 学、中学-数学、情報ビジネス学科は高校-商業、公民、中学-社会、情報文化学科は高校- 公民、中学-社会と、現実的に教員採用を踏まえたものとなっています。    進路は、公立、私立高校の正教員、中学校の講師と大学の事務局勤務が多数出ています。    実を言うと、悩みは折角免許を取得しても、教員採用受験者が少ないのです。教職を履修す る学生が優秀すぎるのか、3年生の終わりか4年生の最初に一般企業が内定してしまうから。  それでもそれはそれ、一般企業を経験して教員を目指すことは、企業を経験した教員が誕生 するということです。「企業に入ってから、教員を目指すこともありだよ」と言っています。実際、 その過程を経過する学生もいるのです。

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